私たちは、令和6年能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市町野町曽々木地区を中心に、被災地支援活動を行いました。
2025年3月から9月までの延べ53日間にわたり、神戸から学生・市民ボランティアとともに現地を訪問しました。

活動の中心となったのは、8月16日〜17日に開催された「能登キリコ祭り曽々木大祭」の支援です。
昨年に続く2年目の取り組みで、今年は学生ボランティアを約90名に増やし、会場設営や運営補助、片付けなどを現地の皆さんと協力して行いました。


震災後は一部の地区で開催が難しかったこの伝統行事も、今年はすべてのキリコ(神輿)が出揃い、地域に笑顔と誇りが戻る象徴的な祭りとなりました。

また、祭りの準備(6月・7月)や後片付け(9月)の際にも現地を訪れ、被災地支援活動を中心としながら、清掃や設備整備、炊き出しを実施。

初めて被災地支援に参加した学生たちも多く、活動をきっかけに能登とのつながりを持ち続けています。帰神後には大学やSNSで現地の様子を発信し、さらには大阪・関西万博の会場でも活動報告を行うなど、支援の輪が全国へと広がっています。

これからも私たちは、現地の方々と共に歩みながら、長期的な復興支援と人と人をつなぐ活動を続けていきます。
※私たちの活動は赤い羽根共同募金「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。