代表挨拶
『1月17日を過去を悲しむだけではなく、未来につなげていく日にしたい』
私は10歳の時に阪神淡路大震災を経験し、東日本大震災の発生直後からたすきプロジェクトに参加、HANDSの一員になりました。
一緒に活動をお手伝いさせてもらう中で、『HANDSの社会的重要性』『24年間の地道な活動』『そこに集われている方々の悲しみや思いやり』に触れ、一方で、『活動を支えてきてくれた方々の高齢化、固定化』『活動参加へのハードルの高さ』などの問題点も見えてきました。
阪神淡路大震災の経験を未来につなぎ、生き抜く知恵に変えるためにも、これからのHANDSの活動に3つのキーワードを掲げたいと思います。
『寄り添う』災害に限らず、様々な悲しみや苦しみを抱える方々が語り合える場づくり
『伝える』 阪神淡路大震災の記憶を記録として残し、震災を経験していない若い世代への積極的な継承
『備える』 震災経験を生き残る知恵に変え、今を生きる人たちへ新たな災害に対しての備えとする
今までの活動を支えてきてくれた方々の力を借りながら、そこに若い人たちが気軽に参加し、一緒に活動してくれるような環境づくりの構築を目指します。
私はそんな世代と世代をつなぐかけ橋になれたらなと思います。
NPO法人阪神淡路大震災『1.17希望の灯り』理事長 藤本真一
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…1995年1月17日午前5時46分に起きた阪神淡路大震災は、
「いつ?どこで?何が起こるかわからない?」という現実を僕たちに突き付けた
…そして、多くの尊い「いのち」が奪われた…
神戸に移り住んで11年目の僕は、友人たちに呼びかけ、
市民ボランティア・ネットワーク「がんばろう!!神戸」というグループを立ち上げ活動をはじめる
目的は、生き残った方々を支えるため
その活動の中で、家族を亡くされた方々と出会う
…絶望し、凍り、時が止まり、暗闇に動くことも出来ない方々…
僕はただ寄り添い涙するだけだった…
「生」を支える活動から、「死」を見つめる活動が始まる
暗闇にいる方々に、せめて小さな灯火でもと、「1.17希望の灯り」を建立する
そして、NPO法人阪神淡路大震災『1.17希望の灯り』を設立
震災だけでなく、事件、事故などで愛するご家族や友人を亡くされた方々と、支え合い、補い合う活動を進めるために
俳優・NPO法人阪神淡路大震災『1.17希望の灯り』設立者 堀内正美
理事長 藤本 真一
理 事 田中 宏明
堀内 正美
菊地いつか 旧姓(加藤いつか)
下村 誠治
大石 博子
米田 実
秦 敬
西角 良一
永峰 和恵
田中 雄樹
藤原 祐弥
監 事 井上 隆文