関西在住の大学生を中心としたボランティア13人を帯同し、総勢18人体制で6月27日(木)~6月30日(日)の4日間に渡って、石川県輪島市町野町地区に入りました。
被災地入りする日程に合わせて、事前に地元関係団体を通じボランティアのニーズを調整してもらったうえで、地震により被災した家屋内の大きな家財道具を搬出したり、不用品の撤去、また居住可能な部屋に関しては室内の清掃作業等も行った。支援期間中に合計で10件の家屋、施設の片付けが完了した。
また、現地では依然として飲食ができる店が営業しておらず、被災された方々に対して炊き出しの支援も実施。
6月29日の昼・夕食、6月30日の昼食の合計3回
焼肉丼、広島焼き、焼きそば、サラダのメニューで350食分を行った。
今までは学生ボランティアのほとんどが被災地入りはもちろんですが、ボランティアも初めての人ばかりで、アテンドする私たちの負担も大きかったのですが、被災地入りの回数を積み重ねてきていることで、学生ボランティアの中でも複数回の経験者も数名出てきました。
彼ら、彼女らは私たちが全部指示を出さなくても、理解し、行動できるように成長していることで作業効率が上がっているとともに、被災された方々とも顔見知りになっていることで、あの人に会いにもう一度行きたいと申し出るボランティア学生がで始めたことが良かった。
また活動終了日の翌日は能登半島地震から半年 の節目となるということで、阪神淡路大震災の鎮魂と復興を願って灯されている「1.17希望の灯り」を分灯して持参し、一部のメンバーは現地に留まり、7月1日に地元住民の方々を中心に追悼行事に追悼行事の灯火としてお届けしました。
被災地同士の結びつきを深めつつ、被災された方々が少しでも前を向いて歩めるきっかけになったのであれば幸いです。
発災から半年の時間が経ち、被災地内での変化も乏しくなっていることから混沌とした状況となっています。
私たちボランティアができることはあくまでも「サポート」であり、今後もささやかながら活動を続けていくためには、被災地の皆さんにもう一度、前を向いて歩んでもらう「勇気」を持ってもらい、地域の人たちが心を一つにできるイベント、企画の必要性を感じました。
引き続き現地の方々と話し合いながら、企画を立ち上げたいと思います。
※私たちの活動は赤い羽根共同募金「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。